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2010年7月16日 (金曜日)

2009年(平成21年)十七音・スピンアウト (十月)


秋の暮、心に旅をさせてみる

きのうの私は
乱れに乱れた。

あなたを想う私の気持ちなど
誰もわかりはしないから
書けば書くほど迷宮入りだ。

あなたからは
便りなど無い。
私はどこへ行けばいいのだろう。

---

秋の暮、心に旅をさせてみる

遠くへ
心だけが
旅立てば
私の切なさは
解消されるのだろうか。

走る列車の中で
手帳に
そんな走り書きをした。

夕焼けなんか
見てなかったよ。

| 2009-10-23 21:05 | 十七音(スピン・アウト) |


断ち切るとノートに書いて、ここで会う

GREEで
Pさんが
「断ち切る」
と、
書いていた。

私は

断ち切るとノートに書いて、ここで会う

とノートに書いた。

--

何だか
こんなところで
再び
同じカードを出し合って

さあ、一杯やろうか。
といいたくなる、嬉しさ。

| 2009-10-23 21:01 | 十七音(スピン・アウト) |


新しい髪型、柱の陰で見る

--

私は
それでいいの。
見てるだけでいいの。


*  *

懐かしい。

あの人が髪型を変えて職場に出てきて
そのことを伝えたくて
ひとこと、声を掛けたくてドキドキしていた時間があった。

心の中では
好きだ
と叫んでいたのだ。

| 2009-10-23 20:59 | 十七音(スピン・アウト) |


諦めがついてあなたの小さな眼が好きだったのだと気がつく

滅多に弱音なんか吐かない人なのに
さすがにもう
走りつかれたのかなと思いました。

叶わぬ恋は
このへんで。

でも
いつも強がってきたわけじゃない。

*

ため息をついてあなたのほうをみる

*

あなたはニコニコと微笑んでいるか
どこか一点を見つめて眼を細めているか
眠る直前のように眼を閉じて、今にも空に浮かびそうにしているか

ああ
諦めるのは
今しかないのかな。


諦めがついてあなたの小さな眼が好きだったのだと気がつく

| 2009-10-08 22:21 | 十七音(スピン・アウト) |


嘘嘘と言葉の遊び夢の中

久し振り狂気の雨風君の声

嘘嘘と言葉の遊び夢の中


語りつくせない出来事や気持ちの変化の中で
嵐の夜を送り
きょとんとしている自分がいる。

| 2009-10-08 22:12 | 十七音(スピン・アウト) |


雨音やいつもどおりに地を叩く


秋雨が
嵐のせいで
いらだっている。

大降り。

傘を差しても
散々降られて
こちらも少し
苛立ち気味。

窓にもたれて
雨音を聞けば
なんだ、いつもと同じように
バカねバカねと
地を叩く。

恋心棄てることなど怖くない  (強がり)

| 2009-10-06 23:34 | 十七音(スピン・アウト) |


これきりと言い出せなくて神無月


好きですと言い出せぬときも辛いけど

わがままを叶えてもらって会えた日に
じっと見つめることもできずに

そんなことがあってから幾日かが
過ぎて朦朧の日を送り

諦めなさいあの子のことは
オマエさんおバカさん

そんな日々が過ぎてあの日は十三夜


ちょっとした
哀しい出来事が
あったのでした。


そして、
この作品に
辿り着きました。

(十六夜に)
これきりと言い出せなくて神無月   ねこ

| 2009-10-06 22:13 | 十七音(スピン・アウト) |


秋の夜はひとり静かに庭に出て

きっと誰かに恋をして

*

あなたが切なく想い続ける人も
きっと今夜は
月を見上げて
自らの霞む手のひらを
震えさせているかもしれません。


秋の夜はひとり静かに庭に出て

*

そう
最終のジェット機が飛び立ってゆくのが見えた。
寂しく翼灯を点滅させて彼方に消えてゆく。

すぐそこにいるのに
なかなか会えないあなたに逢いたい。

こぶしをぎゅっと握ってしまう。

静かな空に、ジェット機の音が遅れて届いてくる。

月は、
ひとりで。

まさに、そうか。

| 2009-10-03 22:13 | 十七音(スピン・アウト) |

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