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2009年3月11日 (水曜日)

新潮文庫の3冊 〔2003年7月中旬号〕

新潮文庫の3冊 〔2003年7月中旬号〕

○ビタミンF
○ありがとう
○キッドナップ・ツアー

▼川上弘美の「ありがとう」と重松清の「ビタミンF」を買った。ちょうどそのときに私の脇に居たうちのんが、我が家の娘も先日、角田光代の「キッドナップ・ツアー」を買ったばかりだというのである。
▼夏休みは勉強から開放されて、教科書のことなど忘れて読書に耽るというのもなかなか面白いかもしれない。新潮文庫百冊も最近では中味が新しくなってきて、ひと夏に全部読んでしまった昔とは変わってしまった。相当に未読が増えてしまったことだし・・・。
▼川上弘美さんってどんな人なんだろうか。まったく先入観がないのだが、何だか面白そうだ。


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タマヨさんに会いに三島まで行った。
 明日が大晦日という日で、東海道線鈍行の下りはずいぶんすいていた。朝から何も食べていなかったので、タマヨさんへのみやげにと小田原で買った笹蒲鉾の袋をひとつ開けて、五本のうちの二本を食べてしまった。しばらくしてまたお腹が減ってきたので、もう一本食べた。
 タマヨさんは、封が開いていて二本しか残っていない袋の混じった笹蒲鉾の包みをみやげにと手渡しても、頓着しないたちである。少なくとも最後に会った十年前には、頓着しないたちであった。今はどうなっているかわからぬが、人間のたちが十年くらいでそうそう変わることもあるまい。ただし、もうしばらくたってさらにお腹が減り、結局残りの二本も食べてしまったので、タマヨさんのたちが変化しているかいないかはすぐには確かめられないことになる。
 笹蒲鉾はあまりおいしくなかったので、残った袋も、みやげにしないことに決めた。タマヨさんは残り物であるかないかには頓着しないだろうが、食べ物そのものの味にはわがままなのである。
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ちょっと引っ張り出したのが長くてごめんなさい。でも、この先も読んでみたくなる。
▼角田光代さんってどんな人?新聞の書評欄でお馴染みなので興味がある。

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夏休みの第一日目、私はユウカイされた。
 なんの予定もなくて、家にはだれもいなくて、寝転がって見ていたテレビに映った、新発売のアイスクリームがおいしそうだったから、買いにいくつもりで家をでた。岡田歯科の角を曲がり、向こうにセブンイレブンが見えたとき、うしろから走ってきた車が私の真横でスピードを落とし、しばらく先でとまった。運転席の窓が開き、男が顔をつきだして
「おじょうちゃん、お乗りになりませんか」……
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▼重松さんは・・・。長くなるので引用は省略します。
▼私はゴキゲンである。今度の休みは雨が降っていてもかまわない。

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