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2009年3月 8日 (日曜日)

オヤジの背中  〔2002年6月中旬〕

オヤジの背中   〔2002年6月中旬〕
▼(パティオのYさんのメッセージを思い浮かべながら書いています)▼生意気にも、子育てのことでコメントを書いてしまった。ろくに子育てもしないでここまで来た私が書いたので、まことに失礼なコメントだったかと、幾分消沈気味である。▼これからの未来がある人には、それなりの希望と情熱と信条を持って生きて行って欲しい。子育ても然りです。それが私になかったわけではないが、ややもすると現代人には(←若者たちというとジジイみたいだしね)それが不足しているようにも思う。▼正高さんの本をオススメしていながら「父親力(中公新書)」をまだ読んでいなかった。早速、買ってきて読み始めました。正高節である。「子どもはことばをからだで覚える」「0才児が言葉を獲得するとき」にしても、大学の心理学や行動科学のような語り口で始まるけれど、嫌気を出さずに読むとなかなか庶民の視線で論じてあると思う。▼まだまったく読んでいないが「はじめに」を読んだだけで嬉しくなってくることが書いてある。「親はなくとも子は育つ」というように昔から言われてきた日本の社会であるが、「親の背中を見て子が育つ」という時代は終わった。子が親の日常を知らないし仲間同士が諸事をまかなうことがなくなったからだろうと (主題ではないけど)書いてられます。▼昔だったら子どもは必ず5人以上いて、末っ子は四十過ぎてからの子どもだったりしました。つまり、私のような年齢になってからの子供です。この時期、子育ては大変な苦労ですし、冷めているかもしれませんが、自分が生きている間に末っ子は成人して結婚してくれる可能性だって少ない。親は子どもの晴れ姿を諦めているし、子どもも親に甘えていなかった。▼こういう関係ができ上がっていた家族社会構成のなかで子どもはどんな意識を抱きながら大人になっていったのかを想像するだけで、逆に今、ひとりっ子で育ってゆく子どもたちが、ひとつの動物としてどれだけ弱々しいものかということがわかります。▼正高先生は当然のこととしてそういう現象をしっかりと掴んだうえで「親の背中を見て育つ時代は終わった」と書かれたのでしょう。では、今の子どもはひとりっ子が多く、ひ弱で未完成かというとそうではない、と私は思います。▼きっとさらに読み進めば、子どもに必要以上に差し延べている(現代の親の)「おせっかい」のことにも釘をさしながら、損得を介さずに、もっと人間らしく人間の行動を見つめるということを、科学の視点で論じてくれていることでしょうと予想します。これから読みますから分かりませんけど。▼私の父親について言えば、不思議な魔力を持っていて、あまり多くを説教したわけでもなければ、息子に薫陶を施したわけでもない。にもかかわらず、彼の信条や生き方、視点、思想、反論の仕方に始まり、反体制なところ、照れ方、すね方、怒り方、飯の食い方、屁のこき方に至るまで、父に似ていると、今になって思います。▼本の趣旨とかけ離れてしまいましたが、こうして考えてみると私も父親の背中を見て育った世代の人間なんだな、と思います。そこで、今の子どもたちに「もっとオヤジの背中を見ろ」と言っても、父が時計に操られるように行動するような会社人であっては、学ぶものは少ないですね。真面目(に見えるように) に働けということを教えるだけかね。▼私のように会社に「楯突く」のも良いとは言わないが、負ける喧嘩とわかっていても、時には意地を通すようなアホさを通すことを身をもって教えたことは、決してマイナスではなかったのだ…といつか言えるようになりたいものです。▼大型トラックの免許を取りに行っています。英語の学術論文を翻訳する仕事も諦めていませんし、コンピューターのプログラムを書く仕事も諦めていません。でも、ダンプの運転手や長距離トラックの運転手も目指したいと思って学校に通っています。世間からしたら一風変わった変な怠け者かもしれませんが、娘はどういう視線で見ているのでしょうかね。▼サッカーの英語新聞の記事。速読したらまだ私のほうが勝っていますからね、負けないように勉強しよう。そんな日々です。これもひとつの父親の姿だろう。

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