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2009年3月 8日 (日曜日)

蛇苺 〔2002年5月中旬号〕

蛇苺 〔2002年5月中旬号〕
02/05/14
▼ふるさとの沼のにほいや蛇苺・水原秋桜子▼私はこの句が好きで、毎年今ごろになったら引っ張り出してきて書いてます。何というか…句に無駄が無いと思うの。何故か分からないけど。▼俳句には元々無駄など無いでしょう…いや、逆に適度に無駄があったほうがいいのか。▼とぎすまされた視線のよなものが俳句にはありますよね。▼古池やかわずとびこむ水の音▼古池が大事なのか、カエルが大事なのか、水の音が大事なのか。俳句というものには不思議です。鋭利な刃物を突きつけられたような感じがする。▼先日、田植えを終えた水田のほとりで小さな畑の手入れをしているおふくろを訪ねたときに、水辺で真っ赤な蛇苺を見つけました。野山には黄色い花が目立つ中で、蛇苺の実が赤色ってところに惹かれます。▼人間というのはこういうものを見つけると口にほうばりたくなる習性があるんですね。私も理性でそういうことを思いながら、ひとくち食べてみました。▼数年前にどこかの林道で食べた野苺は、ほっぺたが落ちるほど美味しかったけど、この蛇苺はそれほど美味しくなかった。子どもの頃に食べた蛇苺が美味しかった印象が強すぎるのかな。▼ひばりが高く宙に舞ってまして、久しぶりにその声を聞きました。▼じゃがいもが花を咲かせて、ミカンの木がつぼみを膨らませている。栗の木が新しい葉を、枝が折れんばかりに広げている。エンドウがもうすぐ実を結ぶだろうし…。▼そんな畑のそばになみなみと水を満たした水田が広がっているのですけど、水田の隣にはそろそろ黄色く色づき始めて、あと20日ほどで刈り取りになる麦畑がありました。▼10メートル×20メートルほどの広さ。ここで収穫する小麦でパン屋さんを始めたら、一日に20個ほどのパンを一年分くらいはできるかな…なんて考えている。決断力と実行力のある人なら事業を始めるのだろうな…とか、思いもよらぬ方に想像が展開していく。美味しいパンをご馳走できるペンションもいいなあー。▼今年は桜が早く咲いたから、蛍も早く飛び始めるでしょうか。

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