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2009年3月11日 (水曜日)

ともだち 〔2002年11月中旬号〕

ともだち 〔2002年11月中旬号〕

▼学生時代の友人からメールが届いた。お互いに都内に住みながら、2、3度しか会ったことのない奴(♀)で、電話でも話すこともほとんどなく、手紙が主体の仲だった。彼女は大学を卒業してひと足先に社会人になっていたので、大学留め置きを食らっていた私の卒業をたいそう祝ってくれて、新宿で飲ませてくれた。お互いの結婚後も家族の付き合いがあったが、2、3年前に、私のエッチな話に何を怒ったのか絶交状態になっていた。▼そいつから久々に届いたメール語録を少しだけ。▼S:ずいぶん久しぶり、思いついたのでメールしてみました。覚えているかなー/私:リストラ失業中。失業保険も終了。年収は前年同月比10% 以下。/S:絶交中にそんな大変な事になってたのね。嫁やお嬢は元気?逃げないでいますか?おぼっちゃまだからきっと働かなくても暮らしには困らないのでしょうね。優雅なのね。/私:私はおぼっちゃまじゃない。子供は学校を辞める覚悟もした。/S:いや、やっぱりおぼっちゃんと思うよ。たった一人の娘にそんな覚悟をさせるのだから。相変わらずあまちゃんでプライドが高いところがぼっちゃんなの。でも息子の高校でも親の失業で学校を辞めてく話はたびたび聞きます。都立なんてやすいのよ、授業料は一万円しないのだから。それでも辞めてく。この私も実はひそかに恐れている、倒産の悪夢が忘れられない、今も引っ越しの夢でうなされる。あなたは今まで楽しい人生を送ってきてたよ、趣味に生きてるみたいなところがあって。とんだつまずきかもしれないけど、かならず夜は明けるから。▼私は返事を留保している。大学一年の合コンで出会って以来、ダンボール箱にいっぱいの手紙が残っている。いつ棄てるか、今度棄てよう…と思いながら押入れに眠っている。私の心の奥を遠くから見透かされているようで返事が書けない。

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【随想帖 秘】」カテゴリの記事

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