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2009年3月11日 (水曜日)

暮れる  〔2001年12月下旬号〕

暮れる  〔2001年12月下旬号〕
01/12/29 11:46

考えてみたらたった44回しか暮れを経験していないことになる。44回と言う数字が大きいのか小さいのかは状況により違うのだろうけど、普段から扱う数字が500MHzとか50GBなとというように10を6乗も9乗もする資料の中で暮らして来た私にとったら、ほっとする数字である。500GHzの正弦波に44回のノイズがのったって見えないんだし…。もちろんそれが致命傷で機器が誤動作することもあるけどね。

稲作をしていた父は、様様な試行を繰り返していた。しかし、作物の出来高を確認することができるのは1年に1度だけで、途中でもやり直せない。時間の周期が太陽の周期と一致していた。日常の作業も同じで、日が昇ったら田畑に出掛け暮れたら帰ってきた。暗がりの小屋で小さな明かりをつけて片付けていた。仕事納めが近づくころになると注連縄(しめなわ)を作っていた。近くのスーパーなどのさばくこともあったが、ほとんどがお世話になった人達に差し上げていたのだと思う。

年の暮れはこのように静かにしめやかに暮れてゆく。様様なことを思い出し、様様なことに感謝し、様様なことに夢を持ちつづけながら、幾つかの儀式を済ませてゆく。決してこういう時間を過ごすことは迷信ではなく無駄でもない。人の心が暮れてゆくための手続きなのだと思う。科学が、合理主義や能力主義という一見もって素晴らしいようにも思える手続きを考え出したころから社会がおかしくなった。核家族化、個人主義、我先勝手の論理、駄菓子屋の消滅、買い物カゴは消えスーパーが大手を振る。村の長老にも価値を見出さなくなってゆく。

煩悩…。

「目、耳、鼻、舌、身、意」に「苦、楽、不苦不楽」の三つを数え18通り。これを「貧しい人、貧しくない人」にあてはめて36通り。時は流れますから「過去、現在、未来」にさらにあてはめると108通りになるという。

町を走る車も少なくなってきたし、新聞記事も幾分か薄っぺらくなってきた。TV放送はVTRが目立つし、さて私も私なりに今年の悪さをした煩悩を払う儀式に取りかからねばならないか。

除夜の鐘が響くにはまだあと2晩ある。

皆様、良いお年を。(少し早いけど)

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▼ふと思いついて去年の12月の日記を振り返ってみる。するとそこでは、写真を何枚か拾い出し、感傷に浸っていた。記憶の中で埋もれていた忘れかけている像が、1枚の写真で不思議なくらい鮮明に蘇える。 ▼写真と言えば、私は親父の写真を手元に1枚も持っていない。もう10年前の冬に逝ってしまったので、記憶から遠のくばかりだが、毎年冬になると、木枯らしに椿が揺れる庭で葬儀をしたことを思い出す。 ▼いよいよ、師走。年が暮れ行くこの時期になると、親父を思い出し、さらにその親父が寒い農作業小屋で夜なべ仕事に注連縄を作って... [続きを読む]

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