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2009年2月 8日 (日曜日)

甲府盆地~安房峠~益田街道を走る<1997年信州>

  <はじめに>

  先日、学校の音楽室に「天空の城ラピュタ」の譜面があって「鳩と少年」を吹いていたので、この曲が頭から離れない。今回の出発のテーマにしようか…なんて考えている。早朝、鳩を放して、時報代わりのラッパを吹くシーンがだった…。行き先がはっきりしないままの朝は夜明け前に出発が出来ない。うむむ、英会話入門はさぼって6時半頃には家を出る。鍋なども昨夜のうちに荷造りして気合いは入れたが…行き先が決まらない。寒さは感じない。伊豆にしようか…(迷っている)。私もいよいよ伊豆半島の先端に、林道に足を踏み入れることになるのか…。


  10.10-1:

  御前崎方面へ連休初日なのに車が少ない。四日市の発電所の煙のなびき具合や長良川河口堰のかすみ具合を見ながら国道23号線を東に走る。退屈な道が続くが、浜名湖の手前で海が見えた。こういう時の海ってのは清涼剤になるなあ。潮風が首筋を抜けるとやや汗ばんでいたのが消えていく。しかし、それも束の間のことで、浜名湖を渡ってしばらくして御前崎に向かう道からは海の景色はほとんど見えず、信号がやたら多くて退屈な時間が過ぎる。四国の信号の少ないのを見習えよ…とぶつぶつ言う。どうしても四国や紀州、信州と比べてしまって単調な道に焦りや苛立ちが募る。富士山には秋の白い雲がかかっていて、見えない。

  10.10-2:

  大崩海岸。静岡の人に申し訳ないが御前崎を過ぎてもまだ少し退屈な…と感じた。久能山あたりの海岸になってから海が見えはじめ、さらに大崩海岸は好眺望なスポットでした。教えてくださった方<ありがとう。しかし、ゆっくり止まって景色を眺めるところがなかったようで残念だった。伊豆まであと二時間ほど掛かるよ、下田までなら夕刻だ…とスタンドのおじさんは教えてくれた。紅葉はまだ来ていない。人混みはどうだろうか。伊豆には万年混雑のイメージがあるが温泉だけを訪ねるつもりでFBIKE創設以来のログから「伊豆」「露天」を検索して手元に印字してきたのだけれど…。行ったら帰ってこなきゃならないということが頭をよぎった。

  10-10-3:

  甲府盆地へ「ほうとう」のことが頭にあったから甲府に進路を変更したのかも知れない。奈良田の温泉にも入りたいな、夜又神峠も行ってみたいし…と思いながら奈良田の温泉にも行かず。結局は石和温泉YHに滑り込んで温泉に入って疲れを癒しただけとなった。おいもさんが東北に出るのは明日なんだなと思いながら、連絡が付かないし念力で激励をすることにした。甲府盆地で(今まで気が付かなかったけど)秋に来てみて初めて気が付いたことがあった。ぶどう畑が多いことである。YHの風呂の前にもぶどう畑が広がっている。やっぱりワインを買いたいな…。でも今回のツーリングは超貧乏で、千円札を数枚持っているだけであるから…。だからまたほうとうはお預けとなった。


  10.11-1:

  安房峠に行こう昨晩はいろいろ考えた。そういう意味では長い夜だった。結局、安房峠を越えて秋を味わってから帰らなくては折角信州に来たんだから…。テレビでは渋滞のニュースをやっていたし、信州には旅行客が溢れているのは周知であるが、トンネルが出来る安房峠を走っておこう、という訳で、R20を西に走った。

  10.11-2:

  塩尻峠久しぶりに塩尻峠を全線走った。取締に注意をしなくては、と慎重に走る。去年の秋は高ボッチから降りて諏訪湖方面へ行ったので塩尻側は久しぶりである。昔の旧街道沿いの風情を残した街並みを通るところは渋滞で困っていたのだが、新道ができてそこを通らなくなった。ううん、渋滞は困るけどな。塩尻峠のアウトバーンふうの坂道もいいけど、汚い埃まみれの道しるべも気に入っていたのだが。

  10.11-3:

  アルプスグリーンロードグリーンロードのまわりに林檎畑が広がる。ほんの1ヶ月前に来たときにはまだ青い実も混じっていたのに、もうそこで実が赤くなっている。林檎の歌を幾つもカラオケ状態で口づさみながら快適だ。北アルプスは雲の中である。寒冷前線や寒気団が上空にいるみたいで、雲の流れが速い。入笠山の麓、富士見坂で冷たい雨に降られたのがちょうど乾いたところであったのに、路面が濡れている。これ以上私を虐めるか…雲は上っているから晴れるというのは希望的すぎるか。独り言は絶えることなく続く。R158が見えた。渋滞…。ああやっぱしという気持ちと負けるもんかという気持ちの錯綜。いざっ時雨る安房へ、恋人が待つわけでもないのに…気合いがこもる呟きにシールドが曇る。

  10.11-4:

  中の湯まで波田の付近でも渋滞が起こっている。これは押し寄せた車の数に信号システムが追従できずR158の車群に渋滞を引き起こさせたもの。さらに奈川渡ダムの手前の峠でも渋滞。これも観光目的で山に行く車が峠から降りてくる車と対向する際にスピードダウンして縦波が発生するもの。どちらも車が多すぎるのが原因。それを越えるだけでもうんざりしていたのに、ダムを越えてからパタリと車の列がまた動かなくなった。痺れを切らして恐怖の右側通行を久しぶりにした。運動神経が劣化してきていることや厄払いが完璧でないことも手伝って不安が伴い決死の突撃となる。上高地への駐車場基地までやっと辿り着いたら人と車のラッシュだ。愚かな人の姿か。みんなが行く所へ行かないと不安になるのかね。国民が裕福になったよう(な錯覚)で、しかしそれが環境破壊やものを大事にしようという気持ちにちっとも反映されない。植物や他の微生物でも自分の環境を崩すようなことはしないのに、もっとも知能を持った人類が一番愚かとはねぇ。私欲があるからなんだろうな。…なんて自分の行為を棚にあげてぶつぶつが続く。渋滞はこの先もまだありそう。タクシーの運転手さんは家族連れに野麦峠を越えることを薦めているという。道で遊んでる人がいるので気を付けて追い抜いて行けばいいよという。お巡りさんがいないことも教えてくれた。その先では対面通行をしていて、先頭車両は1時間以上も待っている。私が渋滞の突端に着いた時、あと30分と係員さんは話してくれた。この渋滞のおかげで思わぬ紅葉ポイントの景色をゆっくり眺めることが出来る。川の水は時雨の後でも濁らず清らかである。赤茶けた石や岩と色づき始めた山肌とのマッチングが鮮やかである。旧道の向こうの脇の河原と木の間あたりから湯気が立ち上っている。半端じゃないほどの湯気である。温泉が吹き出しているのだろう。

  10.11-5:

  安房峠~平湯峠へ上高地から来た車のあとは、安房峠から来た車の群れが続く。その間もここの渋滞は尻尾を松本市に向かって延ばしているはず。昨日は深夜11時頃まで続いたと係員さんは話してくれた。とても数時間程度じゃ抜けられない道になっている。通りかかった女の子は泣いていたそうだ。二時間もみておけば余裕がある峠道を三時間半ほど掛かって越えた。一緒に対面通行の先でバイクを止めて待った地元のFJさん。もうすぐ長野は冬になってバイクに乗れなくなりますから…と悲しそうだった。私と同じく、トンネル開通前の最後の安房峠を走りに来たそうである。安房峠は、昨日の御前崎と比べたら20℃くらい気温差があるのではないかな。道路脇の温度計は8℃を指している所があったがそれはもっと市街に出てからだった。ゆっくり景色を眺めていると、すれ違い混雑原因のバスを苦労して抜いて来たのに追いつかれてしまいそうで、あまり止まらず平湯まで下った。平湯峠から大滝の方を振り返るとトンネルの工事の様子が見下ろせる。温泉街の景色は素晴らしいが、ドライブインももう取り壊しが済んでその姿は無いので複雑な感慨が襲ってくる。数々の思い出や会話、出会いを残してきた平湯がどう変わって行くのか。来年にはこれが普通の景色になるのかと思う。今年は紅葉が遅いようで来週くらいが盛りだろうか。短い秋が終わった頃、12月にはトンネルが開通するという。

  10.11-6:

  高山から岐阜市まで高山ラーメンを子供のお土産に買った。荷物にならずに子供が喜びそうなお土産を考えるのにいつもながら困ってしまう。赤カブじゃ喜ばないもんな。益田街道(R41)からこぶし街道を経て関市、岐阜金華山の麓を通って長良川沿いを桑名まで。R41号も最近は走らず白鳥の方ばかりを好んで走っていたが、なかなか快適で平均時速は50km/hくらいの計算になる。


  <あとがき>

  若い頃にしたツーリングのようなのをやってきました。ただ、走り回るだけでした。二日で1000キロほどのツーリングでした。伊豆はやはり遠いわ。JさんBさんのツーリング日記や多くの皆さんの伊豆のレポートを拝見して行きましたが、残念です。(私、過去には戸田峠までしかいってないのです…)CBナナハンかフォーサイトか、SLかわからんけど今のバイクが動かなくなったら買い替えなくてはならんでしょう。いつかリッチになったら高速を飛ばして行きます。今年は11月のある日に私が遊ばせてもらっている楽団が演奏することになったのと、夏に怪我をした治療などで資金運用に支障が起こっておりまして、この旅が今年最後の泊まりのツーリングになるかも知れません。日帰りなら、京都湯豆腐ツアーを考えておりますけど…。久しぶりに走ったので疲れたわ。

  1000キロ/2日間。

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