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2008年11月14日 (金曜日)

通学のカバンにきょうから赤い靴

寒くなりました。13日のメルマガの巻頭で

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11月の声を聞いた途端加速するように寒さが増し、朝夕、暖房の入った電車に乗り込むと優しい温もりを感じる季節になってきました。

 冬と書く柊と書く火恋し (榎本享)

今年も残り2ヶ月を切ってしまいました。そうだ、火の一句の〆切も近いですね。
街はハロウィンが終わって次はクリスマスという勢いです。晩秋という言葉が醸し出す静かな秋ではなく、子どもたちのにぎやかな声の聞こえる秋といった感じです。
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と書き始めましたが、ほんの1週間ほど前に思いついたことだったのにもかかわらず、二三日でいっそう冬らしくなってしまいました。

朝の駅、ホームで列車を待つときも息が白く濁ります。吐息が白くなり始める気温は5℃程度だから、もう冬のような朝といってもいいのかも知れない。コートを羽織っている人もいる。

線路脇に生えた雑草が朝露に光っている。落ち葉が風に吹かれてきて、道の隅っこに集まっている。
落ち葉と言えば・・・葉っぱが落下する速度は秒速0.5メートルから1.5メートル。背丈が2メートルの木から寿命を迎えた葉っぱが地面に落ちるのを見つけたら、その葉っぱは2秒ほどの時間で地面まで落ちる計算になります。

エレベータのドアが開いて人が下りた後、約2秒で「まもなくドアが閉まります」と声が流れ、1秒後にドアは閉まる。とても長く感じる人が大多数なのか、大抵の人は必ず「閉」ボタンを押す。

落ち葉がゆらゆら。
地面に落ちてゆく時間くらい、待てばいいのに…
といつも思う。

列車が近づいてくると、いつも乗ってる女子高生が向こうから駆けて来る。上品で可愛らしい子だ。

あら、この前までぶら下げていたマスコットと違って、今日から赤いサンタのミニミニブーツだ。
「きょうから赤いブーツね」
と思わず声を掛けてしまいそうになりました。

通学のカバンにきょうから赤い靴 ねこ

そういえば、子どもが小さかったころ、お菓子の詰まったブーツを買うのが楽しみでした。必ず子どもは足を入れて遊ぶのよ。

何歳までサンタさんを信じていたのかな。

*

あとがき から

 先日亡くなった筑紫哲也さんの著作に「スローライフ―緩急自在のすすめ」(岩波新書)という本があります。

 記者としての一線を引退してからの作品だと思いますが、アメリカ特派員時代に(ちょうど私は学生でしたので記憶が鮮明なのですが)、記者としての激しい使命感でルポを送り続け、その後も注目を集めるジャーナリスト人生であっただけに、晩年に書いたこの作品は随分と穏やかだなと感じます。

目次を紹介します。

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  • それで人は幸せになるか
  • スローフード、9・11、一神教
  • ファストフードの時代
  • 寿司と蕎麦、そして「地産地消」
  • 「食」の荒涼たる光景
  • 小さな旅、スローな旅
  • 失われた「子どもの楽園」
  • 急ぐことで失うもの
  • 「学ぶ」ということ
  • 「スローウエア」「ファストウエア」
  • ロハスのすすめ、森林の危機
  • 「木」を見直す
  • 長寿と「人間の豊かさ」
  • スローライフ、北で南で
  • 真の「勝ち組」になるために

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 人は、全速力で突っ走った後には、スローに戻りたいのかもしれませんね。興味のある方は、ぜひどうぞ。 

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