2018年1月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ

« 泣くことを忘れて夜の長さかな(竹久夢二) | トップページ | 夕焼けに両手を広げよんでみる »

2008年9月22日 (月曜日)

秋の蚊よやがて甘みが夢になり

蚊が飛んでいた。

朝の通勤列車はいつもと同じ込み具合で、つまりはスキスキで、ボックスにひとりか二人ずつかけている。

私の斜め前には、いつも乗ってるかわいいおねえさん。熟睡中。25歳くらい。

白と黒の模様があるようにみえるデッカイ蚊がぷわーーーんと来て、私の腕にとまろうとするので追い払ったら、そのままぷわーーーんと向こうに行った。

前に座っているおねえさんの、半開きの太股の間にフラフラと入っていった。

キワドイところに止まって居るのが、私のちょっと覗き見気味の視線でわかる。

叩いてやるわけにもいかんし、ねえさんを起こすわけにもゆかない。

じっと、たぶん、たらふく血を吸ってやがる。

列車が次の駅に止まったころに、電車の揺れに投げ出されうように飛び出してフラフラとどこかに消えていった。

« 泣くことを忘れて夜の長さかな(竹久夢二) | トップページ | 夕焼けに両手を広げよんでみる »

【随想帖 I】」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/46088/42606192

この記事へのトラックバック一覧です: 秋の蚊よやがて甘みが夢になり :

« 泣くことを忘れて夜の長さかな(竹久夢二) | トップページ | 夕焼けに両手を広げよんでみる »