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2008年5月20日 (火曜日)

やまぶき その2

「塵埃秘帖」に山吹(ヤマブキ)のことを書いたのは、まず、母親のことを思い出したからでした。

母の日に顔を出さなかったこともあってか、電話があってお呼びが掛かった形になりましたが、今の時期、真夏を思わせような土砂降りに見舞われることがあって、何の根拠も無く母が夜なべに太田道灌の山吹の伝説の話をしてくれたことを思い出したりしてましたから、まあ神様のお呼びかと。

子どものころ、初春には菅原道真の歌を、夏には太田道灌を、ほとんど感情も表さずに淡々と母は説明をしてくれました。

そして、いつも、「親の小言と茄子の花は千に一度の無駄も無し」、昔からそういうものだと言い、「茄子の花は咲いたら必ず実を結ぶんや。親の小言と同じやというてな・・・」と、私から目をそらせていました。

私にはたくさんの小言を投げつけたかったのでしょうが、コイツには言っても無駄な面があると早々に諦めたのかもしれない。そのくせ東京の大学にやってくれましたけどね。

ショッピングセンターの買い物カートに凭れかかりながら歩いている後ろ姿はすっかり腰も二つに折れてしまってました。杖があればさぞかし楽だろうに。
しかし、なかなか杖を買わせてくれないから、私は少し困っているのだが。

そうそう、書棚に積み上げた本の整理をしていたら、ぽたりと封書が落ちまして、中に紙切れが一枚入っていました。

父の死亡診断書です。死ぬまでの4日間の苦しさが伝わってきます。

人間、生きていなあかん。オームのサリン事件と阪神の地震のときに大腸癌を切って入院していた母です。6人部屋で同室に居た人たちは瞬く間に5人とも死んでいってしまったのに、どういうわけか生きています。

父の分も生きているのかな、とか思います。

折れ曲がった腰が辛そうにも見えますが、スイスイと歩いていたので、安心して帰ってきました。

そんなことを思いながらメルマガ書いておりました。(巻頭言と編集後記:5月号)

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