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2008年4月10日 (木曜日)

イジワルな雨

4月7日は正午ころから雨が降り出したらしく、お昼休みになって職場の窓から街を眺めると、濡れた道路に傘を差した人影があった。窓越からはそれが冷たい雨であることなど想像もできず、花を散らしてしまうイジワルな雨だなという程度に考えていた。

 

夕刻には雨脚も強くなっていた。冷たくても、優しく散らすちょっと小悪魔的な雨であって欲しかったのだが、玄関から坂道を下りて駅へと向かう私は、一瞬のうちにこの雨に優しさなど欠片も無いことを悟った。

 

---

 

好きだった人。
ポニーテールが似合ってた・・・・
もう会えないだろうな。

 

そんなことをふと思ってビルの階段を降りていたときの「人生はドラマで満ちている」みたいなノリは吹っ飛んで、雨が憎らしくなってきている。

 

 

思い起こせば、もう何年も前から傘などさして街を歩いたことなど全くと言っていいほどなかった。最近の十数年は車で通勤していたので、駐車場から玄関まで の僅かな距離で傘を差すだけだった。カバンに保険のように入れている折り畳み傘が如何にひ弱な物で、一時凌ぎのための物であるかということをこの日に知っ た。

 

---

 

「もう会えないだろうな」というやや悲愴的な一面を持ち合わせたポニーテールの似合う彼女へ寄せる想いと「冷たいけれど優しく素敵な雨」という二つの事柄を結びつけたロマンティックなドラマは、見事に私の想像パレットの中から消えてしまった。

 

 

それが原因というわけでもないのだろうが、悔しかったのかそれともドラマの想像が夢のように膨らむチャンスを失ったからなのか、私は「雨が降りました」という日記を書くのを躊躇ったままで、毎日がコツコツと過ぎていった。

 

 

7日の雨は嵐のようだったが夜半には止んで翌朝には霧のように降ったり止んだりに変わった。イジワルだった雨であっても、勢いよく伸びようとする麦畑の緑に元気を与え、灰色の田んぼに水を満す。

 

昨日は汗ばむような陽気で、年度が替わってから初めて3月まで居た職場を仕事の用事で訪ねた。標高が180メートルほどある丘の上(というか山の中)の施設で、桜という地名に負けずに綺麗な桜が咲き誇っていた。

 

先日(5日かな)散策して歩いた嵐山の小倉山園地にあった「久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ」の歌が甦ってくる。

 

ねえ、あの、ポニーテルの彼女。元気かな・・・(と誰に問えるわけでもなく)

 

---

 

ゆうべも嵐のような雨が雨戸に打ちつけられていました。
そんな夜は、坂の上の雲、ぐんぐんと読み進みます。

 

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