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2008年1月14日 (月曜日)

冷たい朝

寒の入りを過ぎて朝の寒さが一層厳しくなってきました。伊勢平野には、鈴鹿おろし、布引おろしという厳しい北風が吹きますね。

 海に出て木枯帰るところなし 山口誓子

山口誓子が詠んだこの伊勢平野に湾の向こうから朝日が差し込み始めるころ、冬枯れの田畑を覆い尽くす一面の霜が銀色に輝きます。光を受けながら集団登校の小学生たちが銀色の畦道伝いに歩いてゆく姿はとても長閑で、子どもたちの吐息を太陽の光が照らすと、吐息はキラキラと鮮やかに揺らぎながら冷たい空気の中へと消えてゆきます。

こんな風景に出会って、子どものころの登校時間を思い出しました。田んぼの溝に張った氷を割ってみたり、道ばたに盛った土のなかに宝石のようにできた霜柱を手のひらに乗せて見せ合ったりして遊びながら学校へと向かったものです。

今の時代、道端に霜柱も水たまりも見かけなくなりました。田んぼの土手で道草を食う子もほとんどいません。だったら、この子たちが大人になったときに、今と同じ風景に出会ったとしたら、一体何を懐かしむのだろうか、ふとそんなことを思いました。

*

 締切りが迫った講座等のお知らせをお伝えするために、新年(1月)は臨時号からのスタートとなりましたが、遅ればせながら1月号をお届けすることになりました。

 まだまだ寒い日が続くにもかかわらず、スーパーなどの店先には節分グッズが並んでいるのを見かけます。やはり、暦の上では春がそこまで来ているようです。しかし、油断は禁物。インフルエンザは流行中です。どうぞ、ご注意を。

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