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2007年12月13日 (木曜日)

逝った人

3月に、時実新子さんが(10日)、7月に、小田実さんが(30日)、続けて、8月に阿久悠さんが(1日)逝ってしまった。

いつかはそのときが来るにしても、いざ来てしまうと悲しい。

今年のこの3人は、私の人生に大きな影響を与えた作家さんたちのなかでも、最も贔屓にした人たちばかりだ。

時実新子

▼時実さんは、朝日グラフに連載していた「川柳新子座」でぞっこんになってしまった人だ。
宮本輝が「月光の東」という小説で主人公の生き様を「凛冽に生きてきた」と表現しているが、時実さんもそんな人だった。「小説新子」を読んでみるとその一部が書かれている。
彼女の川柳は、私の人生を揺るがすほどに強烈だった。その強さと厳しさと弱さに、人生というものを考えさせられる。

小田実

▼小田さんは、大学時代に貪るように読んだ。
「何でもみてやろう」なら知ってるわという人も多いはずだ。
今の時代に書店に並ぶ書籍の題名のように、自分を弁解または補足説明するかのような長たらしいタイトルではなく、小田はこう考えてこう行動するのだ、と明確に切り出してくれる。

▼阿久悠さん。
この人の作品は、唄にならなかったものや小説/作品集として文庫・新書で出版されたものよりも、音楽に乗せて作られた作品のほうが素晴らしい。
まさに、涙なくして聴けない。
いったいあのお顔のイメージの何処から作詞作品のような感情や情景が生まれてくるのだろうか。
人の心は儚いものだ。歌は口ずさまれて、人の心のなかを旅する。まぶたに浮かぶ風景が目まぐるしく揺れている。ひとりで静かに歌いたいと思う。

大橋純子

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