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2006年8月23日 (水曜日)

サンマ

昨日、サンマを食べた。いっきに秋が近づいてきたような感じがする。
サンマはちょっと痩せてたけど、全部戴きました。美味しかった。
食べながら、よめさんが(娘は)「サンマを食べているかなぁー、大好物だから食べさせてあげたい」と何度も言う。
そこで…私にも学生時代があったのを思い出しておりました。


江古田の、早稲田人たちの下宿に居たときは、賄付きだったので美味しいものを食べさせて戴けた。短い間だったが、あれも学生時代のいい思い出だ。
(詳しくは、塵埃秘帖のバックナンバーにあります「江古田(1)~(5)」)

下宿代は2万5千円。風呂なし。部屋にはカギもない。木戸をガラガラと開ける方式です。電気は裸電球。後にオバサンが見るに見かねて蛍光灯を買ってくださいましたが。夕食付き。トイレ、洗面所は共同。
何よりも凄かったのは、友人と部屋で飲んでいたときにコップを倒したら、中のビールが部屋のはじからはじまで一直線に筋になって流れました。つまり部屋は緩やかに傾いていたのですよ。もちろん知っていました。下宿とはそんなものですしね。

夏目漱石の小説に出てくるような下宿で、玄関を入って式台を上がり脇の下駄箱に靴をしまい、正面の階段をのぼります。2階は「コの字」構造になっていて、真ん中が庭。下宿人の棟と家主さんの棟が向かい合わせになる。奥から法学部の林さん(広大福山高校)、瓜生さん(山口高校)、大塚さん(韮崎高校)、辻さん(札幌南高校)、商学部の黒金さん(米沢興譲館高)。名門でなかったのは僕だけでしたが、楽しい下宿生活でした。アタシだけ理系だったこともあって、ちょっと特別扱いだったけど、朝寝をしてると早く起きなさいといわんばかりに廊下を箒でガサガサと掃かれたなあ。青春時代と呼べるのはこのころなのかもしれない。

窓を開けると、小さな路地を隔てて、南国屋さんという暖簾だけを出してる食堂の2階と向かい合わせでした。(南国屋さんは7匹も猫を飼っていましたが)、そこには、若いオネエサンが下宿していて、いろんな色の刺激的なパンツなどを窓にぶら下げてくれるばかりではなく、部屋の中を下着姿で歩き回ってくれました。困るような嬉しいような。(勉強に気が散るからな。)


サンマの話だった。

この下宿に居たころは、ときどき、サンマを食べることができました。下宿のオバサンの作ってくださる夕食は、ここの家族の食事とまったく同じだったから、─ 12人ほどが座れる長いテーブルで食べます ─ すき焼きもあったし、焼き肉もあったし、納豆も、天ぷらも、ウナギも、サンマもありました。

娘は、おじいちゃんちに下宿をしていますが、サンマを食べているだろうかねえ。
学生時代は、ちょっとくらいはハングリーなほうがいいだろうと個人的に思っています。

願い事は叶えるために僕たちは努力をする。叶いそうになるとそのころには自分が成長して、願い事も成長している。だから、また願い事を叶えるために努力する。いつまでたっても叶わなかったとしても、それほど不幸せだと思わない…のではないか。願い事を簡単に叶えて、幸せになって(心が太ってしまって)、夢をなくしてしまったらオシマイなのだし。


秋になる。
サンマを食うと、思い出す。
あのころの食生活はヒモジカッタヨナー。


夏が終わってゆこうとしてます。
ツーリングに出かけた人のレポートもボチボチ出てきています。
私のバイクはただ今車検に行ってます。
帰ってきたらどっかに行きたいな。

処暑。
暑い日もありますが、度々やってくる夕立のおかげで大気は割と綺麗です。
日没が少しずつ早まり、太陽光線の入射角度が低くなってきたこと、そして空気が綺麗なことも手伝って、夕焼けが随分と赤みを帯びてきました。
稲穂の黄金色を少し混ぜたような少し黄色味のある赤い夕焼け。
秋が深まると、黄色味がとれて、ホンモノの真っ赤になります。

PS
「生物多様性」「絶滅危惧種」の特集記事を書かねばならないので、マジメにそっちに没頭します。でも、たまに来ます。

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