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2006年8月31日 (木曜日)

ゆく夏や背戸で見送る鰯雲

ねこ作。

朝は大きく息を吸い、夕には大きく息を吐く。

仕事の帰りに少しだけ寄り道をすると、大きな川の河口から私の住む町が暮れてゆくのをゆっくりと眺めることができる。

夕暮れの佇まいは、いつ見ても何度見ても、私が大きく息を吐いた余韻と同調するように、静けさの中で燃えているのだ。


町がうっすらと闇に包まれるころに姿を見せる夕焼けは、赤から紫へと色を濃く変化させながら、東の空へと天を移動してゆく。散歩をする人影が河口近くの堤防から干潟のほうへとゆっくりと歩いている。

午後に引き潮を迎えてた海は、今はすっかりと色を失ったてしまったけれど、ざわめくように刻々と満ち始めている。


私が、ゆく夏を惜しむ。ガラにもなく・・・・。
夕焼けの美しい季節が来るんだなと密かに喜んでいる。
あしたから9月。

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