前年・同月、、、 (子どもの日篇)
はたして、わたしは、どれだけ進歩したのだろうか。(あの日から)
mixiにも、ブログにも書き続けて、自問を時時刻刻と繰り返しながらも、着陸場所を見つけられずに浮遊するグライダーのようだ。
そんな自分に、
カツを入れるのは、紛れも無く、逝ってしまっている父と、まもなくそこに行く母の小言だ。
何を小癪な…と言われるのだろうが、私の意地で母の日には、杖を買ってゆこうと思っている。
何と礼を言ってくれるかは想定していない。その一言に
「まあ、僕への形見が欲しかったのよ」
とでも応じようか、と考えている。
子ども日は、「おとなの日」でもある、と5日の読売新聞(編集手帳)は書いている。
母は私の母であり、私はいつまでも母の「子ども」である。
「オマエは船乗りになりたいというのが口癖だったな」と昔を回顧するのが口癖の母に、
「泳げなかったのでいとも簡単に諦めたが、空が飛べない人だってパイロットになるんだから、諦めることも無かったのになあ」
と返事をする。
近頃の私の口癖は
「私は鳥だから空を飛べるんよ」
である。それを聞いた家族が
「猫やから魚が好きなん」
の間違いでしょ。。。
「いいえ、私は鳥です。ほら・・・」
と言って、部屋の中を羽ばたいてみせる。
「ニワトリは飛べません」
と反撃を食らう。
その娘も京都に帰ってしまったので、おとなどうしで仲良くしました。
だから「おとなの日」だったのだろうか。
前年同月と比べても、精神年齢には余り変化が無い。
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