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2006年5月28日 (日曜日)

第22話【花も嵐も】 嵐に向かった土佐湾岸<四国>

「夜になると、知らない街の様子が見えてくる」
なんて言って私は、自分のイメージを描きながら旅の出発に向けて高ぶりを維持します。

それは1992年の夏のことでした。
ネットで出会ったバイク仲間同士がが四国の或る場所で落ち合おうという話が持ち上がりました。ちょうどお盆を挟んで夏休みだった私は、一足先に家を出て、剣山周辺を堪能して、室戸岬を回って目的地の宿毛市を目指していました。

台風が来ていました。
このときのこの経験で台風発生時のツーリングに神経を使うようになりますが、このころは台風が接近していることに薄々気が付いていても能天気なものでした。。

宿を、室戸の北川温泉というところに定めました。そのうち四国から中国地方へと抜けてくれるだろう、安易に考えています。
午後一番くらいに宿にチェックインして、高校野球を見ながらリラックスしています。あくる日の朝になってもそんなに風も強くならないし、集合日が当日だったこともあり宿を出ます。

ところが、この温泉地を出発してから高知市に近づくにつれて風が次第に激しくなります。そして、高知市から宿毛市に向かう途中あたりから雨が激しくなってくるのです。

いざとなったら駅に避難すればいいだろうと思いながらも、行けるまで行こうという判断で南へと走りました。
ちょうど台風が宿毛に上陸しようとしていたのだということは、風や雨がやんで一息ついてから知りました。宿毛市に向かう国道から見える海の景色は、私の知っている太平洋とはまったく違っていました。

今、思い返すとあの荒れ狂う風雨はまさに地獄絵のようだった。車から降りた人がまっすぐに歩けないほどの強い風でした。気圧が下がってエンジンがアイドリングで停止します。止まらぬように回転を上げ続け、どこか避難できる場所がないものかを探しました。

しかし、バイクを止めたとしてもバイクが強風で倒れますから置き去りにはできません。屋根のあるところや風を避けるような所も見当たりませでした。

走行を諦めて道路脇に止まっているワンボックス車も多くなりました。私だってどこかに止まりたいのですが、止まっても走っても何も変わらないのです。ならば…という判断で走り続けてたのでした。あとになって考えると、市役所のような公共施設の中庭などに避難できなかったのかと思いました。


必死になって集合場所の家に着いたときは、ほんとうに放心状態だでした。
暖かい風呂と皿鉢料理、鰹のタタキなどをそこでご馳走になりまして、そのおかげで台風一過のころには元気をすっかり取り戻せました。

再び帰り道もキャンプをしながら道草を喰って旅を続けることができました。四国は、割と狭い島なんですが、面白みがいっぱい詰め込まれている島でした。

ツーリングの楽しみは、スピードを出せる道があることや長い距離を走るばかりではありません。そのことを多くに人にも知ってもらうためにも、どうぞ、四国へ行って旅の楽しみに出会ってきて欲しい。

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