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2005年12月23日 (金曜日)

男とオンナ

先日、ある人の日記にコメントを書いた。
それを読み返しながら全然コメントになっていないことを思い、しかしまたそれは自分へのコメントであるのだとも思った。

─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─

僕はおそらく、あなたの友だちの中で一番年が大きいかも。
30歳のときにできた子がもうすぐ大学生です。
その間に、いろんなことがありました。
救急車のお世話になるような事件もあったし、殺しあうような場面もあった。
別のオンナとそんなことになり、そんなこともあんなことあった。
ののしりあい、しかし、いたわりあうこともある。
今でもオンナのことが忘れられないことをよめはんは知り尽くし、古傷を舐めあう。

男と女を語れば、あなたと私じゃ経験も違うので、思うことも違うだろう。
しかし、一度じっくりと話を聞かせてもらえる時間が欲しいものだなと思ったね。

世の中には善良な人物が溢れているわけでもないし、そのことに気づき始めるのが遅いくらい私はウブだった。
人に惚れるということ、愛するということに、並々ならぬ入れ込みを持つ私が、あなたの日記を読んでも、悲し涙を流さなかったのは何故だろうか。

天使が恋をおぼえたらただのオンナになるという♪ (作詞:北山修)
天使に戻ろう、そう言ってみようと思ったのかもしれない。

─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─

寒波がやってきた。私の住む町に雪は積もらなかったが、少し北の町は雪景色の中だ。

雪の町に向かってゆく電車の中から、真っ白な雪をいただいた屋根を見てぼんやりしていた。真っ赤な朝日が昇ってくるのが見える。

もしもこの町のどこかに大好きな人が住んでいたら、私はどんな思いで電車に乗っているのだろう。

夕日が沈む赤と、朝日の赤は同じ赤なのに、何処が違うのか、人は見分けることができる。どうしてそんなことができるのだろうか。

電車のアナウンス。人の声。
そこには雑音がいっぱいあるのだけれど、私の頭の中は静寂に包まれ、遠い昔のひとつの物語を思い出していたのかもしれない。

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