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2005年11月18日 (金曜日)

ぬけがら…(続・JR飯田線)

疾走。重松清。

東京のホテルで読み終わりまして
そのときは、そうか、やっぱし…って感じだったのに
明かりを消したらワンワンと泣けてきて
明かりをつけてホテルの便箋に
表裏一杯の感想を書いて

それが連日で
仕事が終わって

JR飯田線に乗っても
列車の行き違いなどの時間待ちとかでも
もう一度、繰り返して読んで泣いて

登場する女性たちが3人とも私の人生にオーバーラップするような人がいて
その子たちを思い出して、
凹んで、
泣いて

そんなことを繰り返しながら
朝の8時から夕方までローカル線に揺られて

名古屋駅が近づく満員電車の中でも
かまわず泣いて

---

そう、ベートーベンの第九のように
その第四楽章に相当するところ (下巻 P259 あたりから) を何度も繰り返し読んで
こんな読み方など今までどんな作品でもしなかったのに

---

「エリは『聖女』だったんですよね、遠藤さん、遠藤周作さん…」
なんて、そんなことを呟いていました。

----

JR飯田線。
いい旅でした。
思い出が多すぎて、
疾走とのオーバーラップが強すぎて…

ただ今
私は「ぬけがら」のようになっています。

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疾走 重松清著 【便箋1から】 都内のホテルで静かに読み終わった。それは、シュウジの終わりと同じように、(いつものうように涙をぬぐいながらではなく)、「静かに」というのがふさわしかった。 「やっとひとりになれたんだね」、というような、ねぎらってやる気持ちになっていたらもっと号泣していたかもしれない。予想をしていたのだけれども、些かのやり場のなさも感じたりもしていた。でも、すぐには泣かなかった。 女が魅力的だ。 アカネはヤクザですれっからしで、顔も可愛くないとされながらも惹かれる優しさを持つ。 みゆき... [続きを読む]

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