M's Zoom

  • 誕生日(健ちゃん)
    M's Days フォト

歩きの日記

  • 三野瀬駅
    あるく

BIKEs

  • 平成24年(2012年)最後の春(閏日)のKLE
    かつて
    バイク・ツーリスト
    だったころ

Walk Don't Run

  • ユース宿泊スタンプ帳
    忘却をおそれず
    記憶を記録として
    遺そうと思う

ノート

  • 車谷長吉
    ふと開く一冊の絵手紙集

写真日記(平成28年版)

  • 越乃寒梅
    平成28年の
    日々の写真に
    コメントを
    綴ります

京都日記(平成27年11月)

  • 渡月橋
    京都日記
    平成27年11月篇

京都日記(平成27年7月篇)

  • 鱧のお弁当
    京都日記
    平成27年7月篇

京都日記(平成27年春篇)

  • 焼き鳥
    京都日記
    平成27年版の
    春の日記です

写真日記(平成27年版)

  • 伊達巻
    平成27年の
    日々の写真に
    コメントを
    綴ります

日々是好日写真記

  • ハーモニカ
    860枚 平成18年から平成26年まで(写真日記)
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ

« 夕焼けが木魚に合わせて暮れてゆく | トップページ | 「喫茶・コリン」の提案 »

2005年8月11日 (木曜日)

西瓜切る母の手をただ見つめている

久し振りに実家に行く。
喧嘩ばかりしているので、なるべく言葉は交わしたくない。
奥の座敷に寝転んでうたた寝をしている。

「今年は西瓜、食べたんか?」
百姓の長男だから、西瓜など買うわけもないことを見抜いている。

私は起き上がって台所の隅に立った。

一個を半分に切ってくれたので、それを丸ごと食べてしまって、
「今年の西瓜は美味しくないな」
と私は言った。

「食べる者がおらんので古うなったわ」
と母は言う。

私にだって西瓜の味はわかる。
ここの畑で採れた西瓜は、ここの味がするのだ。

そんなことは言葉に出さずに、西瓜を切る母の手を見ている。
背丈も、手も、小さくなったな、と思う。

« 夕焼けが木魚に合わせて暮れてゆく | トップページ | 「喫茶・コリン」の提案 »

十七音 のおと」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/46088/53876150

この記事へのトラックバック一覧です: 西瓜切る母の手をただ見つめている:

« 夕焼けが木魚に合わせて暮れてゆく | トップページ | 「喫茶・コリン」の提案 »

フォト
2018年12月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31