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2005年8月22日 (月曜日)

県内では稲刈りが始まりました

 立秋を過ぎて少し暑さが和らいだように感じます。でも、まだまだ暑い日となることもあり、暑さ対策への油断は禁物です。夏休みも終盤にさしかかりますが、自然の中での遊びも十分に注意をして事故のないように心がけてくださいね。

 夕立が洗つていつた茄子をもぐ 種田山頭火

お盆が明けて連日のように雷雨に見舞われました。そんな折、山頭火の自然を見つめた句にハッとさせられます。自然に逆らわないで自然と共に暮らす。インタープリター養成講座では、参加者のみなさんに一句ひねってもらうこともあります。ちょうど「木の一句」の募集も始まりました。

環境を考えながら一句、いかがでしょうか。

*

 県内では稲刈りが始まりました。ふた昔ほど前ですともう少し刈り入れ時期が遅く、農作業の終わった田んぼにはたくさんの赤とんぼが飛んでいました。 

「秋の田の刈穂の庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」(百人一首)

と天智天皇が詠んだ時代は、夜露が付着するほど冷え込むことから、さらに晩秋だったということになります。

 さて、先月の後記で少し触れました「そしてウンコは空のかなたへ」〔出版社:金曜日〕を読みました。タイトルの意味は、メルマガ読者のみなさんのご想像どおりのことと思います。

  この本は全部で15章から成っています。産業廃棄物が実際に私たちの知らないところでどのように処理をされてゆくのかを追っています。狂牛病で有名になった肉骨粉、スーパーから出る食品廃棄物、ペットの死骸、献血された血液、携帯電話などなど、面白い話題が取り上げられています。

 そして、第15章で日本一の糞尿生産地、東京都の下水処理事情をルポルタージュしています。ウンコが燃やされて「空のかなたへ」消えてゆく話で締めくくっています。

 ちょっと結論としての押しがアマイようにも思えますが、リサイクルだけではなく、ゴミを出さない工夫を提言しようとしています。(…と思いたい。)

 本書は、あの「買ってはいけない」(←私は著者のサインも貰いました)で有名になった「週刊・金曜日」に連載されたルポです。それだけにもう少し辛口でも良かったと感じるわけです。

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