ジャガイモの花が咲いたとメールする
本名は猫柳素庵といい、いっぱしの俳号と自分なりに喜んでいるものの誰も素庵さんとは呼んでくれず猫さんと呼びます。
川柳というと少し軽めに思われがちですがそんなことはありませんでして、俳句と対等にエロティック、或いは蔭で涙を拭きながら、ときには打ち明けてはいけない激しい恋もサラサラと綴れます。
道端の畑に広がるジャガイモが少し前からポツポツと花を咲かせ始めました。恋人と喧嘩して別れたのもこの季節だった。
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ジャガイモの・・・です
前の投稿「ジャガイモの」と書いたつもりが「の」がない。マヌケならぬノヌケやね。(あとでタイトルは直してしまってます)
時実新子さんの句に「更年期みかんの花が咲いている」というのがある。詳しいことは知りませんが、更年期ってのは自分の気持ちと身体が同期しないでいる時期で、とっても悔しくて地団駄を踏みたいときなんだろうと思う。
甘くて腰から砕けるようなみかんの花が放つ香り。負けるもんか、と思ったんじゃないか。私もジャガイモで真似してみた。
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