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2005年2月 6日 (日曜日)

銀のマドラー/塵埃秘帖 立春篇 

立春が過ぎても寒し猫だるま

「冬は猫柳さんじゃなくって猫だるまさんですね」
と言ってくれたのは、いつも瀬戸内寂聴さんのように綺麗に仕上げているTさんだった。

彼女元気かな・・・・
こんな寒い日が続いても
昔のように夜更かししてPC叩いて
夜明け前に起きて勤行しているのかな・・・・

私ですか?
すっかり弱虫になりました。
あなたのお話を聞きに行きたくなりました。

__________________________________________

銀のマドラー/塵埃秘帖 立春篇 

<産経新聞の土曜の連載エッセイ「阿久悠 書く言う」(2月5日)>
を読む。
産経新聞を読むのは久しぶりぃー。(近頃、サボってたなー)

〔略〕

たとえば、「豊かさ」などもそうで、あれほど何百年も何千年もかけて貧から脱出を願っていながら、たかだか四世紀半少々、経済状態が良くなると、もう「豊かさが人間を蝕んだ」などといっている。

確かに私も「蝕んだ」という意味のことを叫んでいたな。

〔略〕

もっと具体的なことをいうと、鍵のかかる部屋を持つ夢というものがある。それぞれが自室を持ち、鍵でプライバシーが守れたら、どんなにいいだろうということである。だが、鍵の部屋で個を守ったが、広間で公を学ぶことが不可欠だった、ということを知らなかった。そのため、家族が話し方を忘れてしまった。

ふむふむ、と読まされます。なるほど、そいいうわけね。確かにそうです!その通り!と相槌を打ちながら読みます。

つまり、「手に入れた宝を、宝と思わずに冒涜しているもの」がたくさんあって、「平和」や「自由」もそのひとつだというのです。

「絶対の権利としてもって生まれてきたと思っている」世代の人などは特に、

「自由」はかけがえのない宝だとは思っていない。大切に扱わないと壊れるとも、いい加減に使うと没収されるとも考えていない。

まあ、これは広義に考えてゆけば、たくさんのことに当てはまるわけで・・・。
私たちは、自力で今の幸せを勝ち取ったんじゃないんだし、
自然環境や豊かな物質文化にだって畏敬の念を持たねばならない…というか、
「…ねばならない」ではなく、そういう流れが失われていることを指摘しているのだと私は思う。

結局、「豊かさ」が原因で「蝕」んできたのだと私が言ってきたことを、阿久悠さんは別な形で表現してくれたってことかな。

〔略〕

「自由」とか「平和」とかいうものは、只で貰ってはいけないのかもしれない。戦って獲得するか、そうでなければ、自分のいちばん大切な精神と等価交換するかのどちらかである。これなら、粗末にしないだろう。

 

ぼくは歌謡曲の歌詞で「一生」とか「永遠」とか書くことがあるが、それは三年間のことだといっている。三年の間に意思確認をし、誠意を示さないと、「愛」も「幸福」も、「平和」も「自由」も、その人の手許からなくなってしまうといっている。〔後略〕

そうだ、eデモもそういう時期だったんだ…てここまで書いて思った。
更に、私自身も、まさに3年目の冬を過ごしているのだ。

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