銀のマドラー/塵埃秘帖 立春篇
立春が過ぎても寒し猫だるま
「冬は猫柳さんじゃなくって猫だるまさんですね」
と言ってくれたのは、いつも瀬戸内寂聴さんのように綺麗に仕上げているTさんだった。
彼女元気かな・・・・
こんな寒い日が続いても
昔のように夜更かししてPC叩いて
夜明け前に起きて勤行しているのかな・・・・
私ですか?
すっかり弱虫になりました。
あなたのお話を聞きに行きたくなりました。
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銀のマドラー/塵埃秘帖 立春篇
<産経新聞の土曜の連載エッセイ「阿久悠 書く言う」(2月5日)>を読む。産経新聞を読むのは久しぶりぃー。(近頃、サボってたなー)
〔略〕たとえば、「豊かさ」などもそうで、あれほど何百年も何千年もかけて貧から脱出を願っていながら、たかだか四世紀半少々、経済状態が良くなると、もう「豊かさが人間を蝕んだ」などといっている。
確かに私も「蝕んだ」という意味のことを叫んでいたな。
〔略〕もっと具体的なことをいうと、鍵のかかる部屋を持つ夢というものがある。それぞれが自室を持ち、鍵でプライバシーが守れたら、どんなにいいだろうということである。だが、鍵の部屋で個を守ったが、広間で公を学ぶことが不可欠だった、ということを知らなかった。そのため、家族が話し方を忘れてしまった。
ふむふむ、と読まされます。なるほど、そいいうわけね。確かにそうです!その通り!と相槌を打ちながら読みます。
つまり、「手に入れた宝を、宝と思わずに冒涜しているもの」がたくさんあって、「平和」や「自由」もそのひとつだというのです。
「絶対の権利としてもって生まれてきたと思っている」世代の人などは特に、
「自由」はかけがえのない宝だとは思っていない。大切に扱わないと壊れるとも、いい加減に使うと没収されるとも考えていない。
まあ、これは広義に考えてゆけば、たくさんのことに当てはまるわけで・・・。
私たちは、自力で今の幸せを勝ち取ったんじゃないんだし、
自然環境や豊かな物質文化にだって畏敬の念を持たねばならない…というか、
「…ねばならない」じゃない、ではなく
そういう流れが失われていることを指摘しているのだと私は思う。
結局、「豊かさ」が原因で「蝕」んできたのだと私が言ってきたことを、阿久悠さんは別な形で表現してくれたってことかな。
〔略〕「自由」とか「平和」とかいうものは、只で貰ってはいけないのかもしれない。戦って獲得するか、そうでなければ、自分のいちばん大切な精神と等価交換するかのどちらかである。これなら、粗末にしないだろう。
ぼくは歌謡曲の歌詞で「一生」とか「永遠」とか書くことがあるが、それは三年間のことだといっている。三年の間に意思確認をし、誠意を示さないと、「愛」も「幸福」も、「平和」も「自由」も、その人の手許からなくなってしまうといっている。〔後略〕
そうだ、eデモもそういう時期だったんだ…てここまで書いて思った。
更に、私自身も、まさに3年目の冬を過ごしているのだ。
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