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2004年8月12日 (木曜日)

ツクツクボウシがないている

お盆が近いので、お墓参りに行った。
ツクツクボウシがないている。

母にそのことを話したら、「今年はいつもより早くなきだした、秋も早く来るんだろう」という。

こうして毎年、ひとつずつ歳を重ねてゆくことを、ふと考える。

父が死んで6年半が過ぎた。
今頃になって、私は親不孝な奴だったな、としみじみ思う。

親不孝は遺伝するかもしれない、とも思う。

ツクツクボウシの声を辿りながらお墓の裏山の藪の中に入ってみた。

久しぶりに来た。
娘を誘ったらついて来たので、私の子供のころの遊び場の話をしてやった。

湧き水が染み出ている。あのころは、そんなことで感動したりはしなかった。

きっと、死んだ親父も子供のころにこの山を駆け回ったのだろう。

そんな話は1度もしてくれたこともなかったが、それがわかる歳に、私はなった。

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