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2002年11月21日 (木曜日)

首輪のついた犬たち・その3

《首輪のついた犬たち・その3》

【アルバイト】     【規則】     【お茶くみ】     【静か】     【ぐれる】     【信頼する】     【懲らしめる】     【自由】     【やはり】     【スピンアウト】


    久々にペンを取ります。忘れないうちにできるだけ書き留めておこう。

【アルバイト】    

10月からアルバイトを始めました。

【規則】    

 制服も無い。名札も無い。禁煙規則も、掃除当番も無い。ラジオ体操も無い。デスクでコーヒーを飲んでもいい。お昼もデスクで取る。髪は茶色でもいい。髭も生やしていても構わない。ゴミ当番も無い。机の上が整理整頓できていなくても叱らない。朝礼も昼会も月例もない。課長の前でうなだれている人の姿も無い。電話でがなりたてる人の声も聞こえて来ない。

【お茶くみ】    

でも、驚いたことがひとつありました。おもしろくて笑ってしまいますが、女性がお茶くみをするんです。社員の人のデスクに1日に何回かお茶を配るんです。人権問題や女性問題という観点からはよろしくない話でしょうが、女性の方はいかがに思っているのでしょうかね。

【静か】    

 前の会社と大きく違っているのは、静かなことです。人が人を叱っていたり、怒鳴り散らしている人が全くいないということです。聞こえてくるのは、パーテション越しにひそひそ話をする人の声だけが届いてきます。しかしそれを誰も咎めようとしない。

【ぐれる】    

 誰でも一度は道を外れそうに、または外れてみたい気持ちになったりすることがあると思います。逃げ出したくなるのです。親と対立して社会的にも償わねば成らない人も出るかもしれません。それは悲しい話ですが、多くの人は必ず正しい道に、まっとうな道に復帰します。

【信頼する】     規則も無く拘束も無い職場の人が、なぜこれほどごく普通に仕事をこなし、持ち味を生かしているのか。答えは簡単です。人が人を信頼しているからだと思います。道から外れた人も、必ず正しい道に戻ってこれるのは、戻ってこれるところを用意してやることと、そこでその人を信頼してやることです。

【懲らしめる】     首輪の着いた犬たちの序章部分で触れていますが、数限りない規則は、人を信頼していない証拠なのです。放っておくと悪いことをするに違いない。悪いことをしたら断じて許さず、罰をもって懲らしめる…という発想。ますます犬の調教の姿に近づきます。

【自由】     自由に仕事をさせれば、甘えも出ます。怠ける人も出ます。しかし、その率は厳しくしても同じかもしれません。まじめにコツコツと仕事をする人は必ず居ます。自由に振舞い、萎縮しないで発想することが大事なんです。そのことは20年も前から思いつづけていることですが、前に10年居た会社ですっかり忘れてしまっていました。貴重な哲学を思い出させてもらいました。

【やはり】    

やはり、あの会社の人には首輪が着いている。その首輪を外したら、自由を得て野山を駆け回る犬のようになって、仕事などいいかげんになってしまうだろう。戻って来ないかもしれない。そんな犬が野生に開放されて、自然と闘って生きてゆけるのだろうか。

【スピンアウト】    

私はそんな犬にはなりたくないし、そんな犬でないのだから、首輪の無い世界に飛び出した。会社の人から見たら「負け犬」だろう。しかし、私には自由なフィールドがあるのだ。彼らには想像することも理解をすることもできないフィールドです。

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