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2002年9月11日 (水曜日)

首輪のついた犬たち その2 競争原理

《首輪のついた犬たち/競争原理》

鍋を食う     論理     人材育成     その疑問     その誤り     見えないもの     問いかけ

   

【競争原理】

鍋を食う     ここにひとつの風景があります。大きなテーブルでお鍋料理をいただきます。子供のように、早い者勝ちで食べるのもひとつでしょう。鍋の中の食材を見渡し、人数に割り振って、「ひとり分はこれだけです」と仕切るのもいいでしょう。醜い取り合いをするのはやめて、自由に食べようと言う声も出ましょう。そこで、もしも、こんな意見があったらどうでしょうか。「自分の食べるさらに食材を載せるのは必ず自分以外の人がする」という良い意味での風習があったとしたら、どうでしょう。もしも、自分だけ先んじてしまおうと思えば、他人を追い出さねばならないわけです。

論理     この論理には、マイナス効果もあります。これを現代社会の企業競争の姿に当てはめてみると、ひとり勝ちのマクドナルドは、他社の宣伝をするか、ハンバーガーというもののイメージ宣伝をするという方法などを取らねばなりません。資本主義という流れの中を、競争論理を推し通してゆくことで企業が進化し発展し自己増殖できるというのが、経済理論ですから、全く進化を否定することになります。

人材育成     相当、以前から言われていますが、人材育成や企業発展には、「個人を大事にし、個性を生かし、それを育て、ご利益をいただき、社会に還元し、再び、個人の成就と成す…」というのが理想のようです。企業理念にそのようなニュアンスをあげたところも多いと思います。しかし、現実には、「個性を潰し、品質を均一化し、新しい視点やアイデアは棚に上げ、とりあえず競争に自分だけ勝って生き残り、他はどうなっても良い…」としか思えないようなことをしている会社や職場が多い。

その疑問    

資本主義の競争原理を大義名分に推し進むのを間違っているとも言い切りませんが、その論理を都合よく解釈して生まれた結果第一主義や成果の数値化、利益こそがすべてで損益分岐計算を無視するものは淘汰されるべきだと考えられています。ある意味では当然です。しかし、こんな理念のものとにあるシステム上で「年棒制」や「個人の査定制度」「双方向査定制度」などが正しく機能するとは到底想像できません。

その誤り     もちろん無理矢理推し進めて、大きな犠牲や歪のもとにいつかは完成されるとは思います。しかし、実利ばかりを追い求める上記のような手法とは違って、「もっとゆとりを」と騒ぎ立てている現代社会であるのなら、実利以外を適正に計れる別の手法が考案されて欲しいものです。実利ばかりだと憂鬱になります。自分の皿には何も盛らないのに多くのものが盛られてくるという状況があったとし、その過程をもっとじっくり観測してやる姿勢が必要ではないでしょか。人にはもっと知恵がある。それは、GDPを増やすために使われるべきものではないのではないか。

見えないもの    

まっとうに生きてゆきたいと思えば、そういう人であればあるほど、バランスシートの文字の色だけでなく、また、数字の大きさだけでないもの、その資料ができあがるまでの数々の人々の声を大事にしたいと思うのではないでしょうか。なんだかそんな気がしたんです。ただ、それだけです。

問いかけ     本当に競争をすることばかりが、社会向上につながるのでしょうか。競争をしない人は社会を悪化させますか?

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