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2001年5月12日 (土曜日)

静岡(接阻峡)、長野(ヒョー越)

5月12日~13日、土日で行ってきました。 みなさんを誘えると良かったのですが ギリギリまで天竜川と大井川の選択に 悩みましたので…。

■刺激を受けたHP  のんちゃん  amiさんの炎の林道日記  お二人のHPを見てたら  やっぱし出かけたいので

■行き先目標:大井川上流から奈良田温泉、身延から安部峠。大きな希望をもって行ってきました。

■結果  井川雨畑林道と安倍峠には到達できず  キャンプ場を探しながら川を下ったら、  大井川を半分ほど下ってしまって  そこでキャンプとなったので、  二日目の林道行きを断念。

■成果  でも  ヒョー越え(兵越峠)に行ってきました。 ダートを走っていたら、青崩峠の本物の行き止まりに  到達してしまった。ガソリン少ないのに、ヒョー越え  に行けるかどうか…どきどきでした。

■お薦め  接阻峡温泉に入った。最高にいいお湯です。  お湯だけは絶対にお薦めします。  ついでに  大井川と天竜川の間にある県道を堪能してきました。  ブレーキの右手も、クラッチの左手も、両方が痛い!  今、静岡を走るとお茶の香りでいっぱいです。  すごく、うっとりします。  案外、ビール工場の横よりいいかも。

■本日経費  接阻峡温泉300円(温泉会館)  二日目の昼490円(吉野屋)  安上がりでした。

出かけ前に書いたメッセージ  

))今週末?  

))今のところ、まだ何も荷物を用意してないけど(金曜夜)  

))南アルプスの南斜面か  

))市内の図書館か  

))車の掃除か これは、アップしないで、走り回った800キロ。 十分に検討して、公開オフにしたかったのだが…

★おまけ

 くのわき親水公園キャンプ場へは、遅く(19:00)に着いて  早く(5:30)に出たので、無料でしたが  サイト1000円、入場料300円を払っても惜しくない  ところだった。ビールの自販機があるのは朝になって散策  の途中に見つけた。つまり、酒の無い夜を過ごしたので、  またリベンジしたい。

★あとがき

 井川雨畑林道も宿題として、まだまだ残るのです。  くのわきキャンプ場は、ミーティングでも使えそうです。  じゃあ、その時にでも、また挑戦するかな…ってことで。  詳しいレポート(私の場合は心情日記ですが…)は、そのうち。

<概略>

5月12日と13日の土日で接阻峡温泉に使って、 久野脇(くのわき)親水公園キャンプ場で泊まって、 総走行距離約800キロを走ってきた。

<ルート>

一般道路のみを使用。 松阪~岡崎~(県道経由で)作手村~新城市~鳳来町 (県道経由)渋川~(村道経由)龍山村~(村道経由)春野町 秋葉山近傍~(R362経由)中川根町 そのまま接阻峡に向かい、温泉に入った後に キャンプ場を探して南下。途中、川根町の久野脇(くのわき)に キャンプ場を発見

<ルート2>

川根町~大日山金剛院登山口近傍を経て森町北部の山岳地帯を 縫うように走り天竜市(R362)に到達。 R152を北上し、水窪町・青崩峠登山口に到達。 ヒョー越えを回って南信濃村、天龍村、売木村、羽根村、等を経て 豊田市経由R23で三重県へ。

心理を記述するレポートです。

<今回も断念だった>

どこに行こうか決めかねていたのだけど、 井川雨畑林道に行きたいという昔からの念願がある。 何度も断念している。その理由を走りながら推測解析してみたら、 ある仮説に行き着く。 実は、ひとりで林道を走るのが怖くなったのではないか。 あそこは、切り立った崖であり、人気のない山の中である。 近ごろ、学校や公園でのキャンプをしないで、 キャンプ場ばかりで過ごしている。 そこにはトイレもあるし、周りに人もいるじゃないか。

<キャンプ場探し>

キャンプ場が見つからず南下した。 接阻峡温泉会館でお湯に浸かった。 寝場所が決まらないのでそわそわしながら、 湯舟に入っていた。 別に温泉会館の駐車場の下の河原でも良かっただろうに、 八木キャンプ場まで下った。 少し肌寒かったのも理由のひとつかな。 もりのいずみという施設の一環なのかな。 静かなレジャービレッジの近くだった。 次に、かげしんさんの(HPで)お薦め池の谷キャンプ場に行った。 管理をしている家には中学生くらいの可愛い女の子が居て、 コタツに入ってテレビを見ながら勉強らしきをしていた。 「お母さん、キャンプ場の人が来てるよ」と 奥に居るお母さんを呼んでくれたので 少し施設のことを聞いた。1000円。 実際に行ってみたら、林の中の普通のキャンプ場だった。 広い中にポツンとテントがあって、 仲良き二人がバーベキューをしてたので、 孤独を感じて退散してしまった。 南下を続けた。学校らしきところに寄ったリ、 道の駅で様子を見たりしながら下った。 川根町まで来た時にそのへんでのキャンプを禁止するという 看板の脇に町内のキャンプ施設が(お薦めとして)載っていたので、 道路脇の家の人に尋ねた。 丁寧に教えてくださったのが、くのわき親水公園キャンプ場だった。 みなさんのように、さり気なく野営場所を探して さり気なく惣菜を摘まみながら眠ることが出来ないんだなあ。

<ラッキー! おこぼれを頂く>

バイクの人は遅く着て早く出て行くので無料でしょう、 と先着の団体家族連れの人が言うので嬉しくなってここに決めた。 その人もバイクに乗るので親近感を持っていただいたのか、 お肉や目刺し、キムチなどをお皿に盛ってくださった。 このままチキンラーメンとカロリーメイトの夜になるところ だったので嬉しかった。 いつものように、ろうそくの下で少し地図を見た後、やがて眠ってしまう。

<口ずさんだ歌> いつも

谷村しんじの「遠くで汽笛を聞きながら~」って大声で歌う。 記憶が正確じゃないので書けないけど、 「暮らしてみたい…」っていうくだりがありますね。 あそこが好きで、寂れた町の寂れた道を走ると必ず歌ってしまう。

「片手に荷物を持ち、口笛吹き鳴らし…」 そんな歌を加藤登紀子が歌ってたよな~。

ああ、いっぱい創作も含めて歌を歌ったんだけどなあ。 思い切り詩人をしていたんだけどな~。 「貴方は優しい目、だけどとてもブルー…」

私の場合 ひとりになって、自分と対話をする時間なんだな。 バイクで走っていると、様々な自分に逢えるわけ。 でもそれを記録メディアの力で残さない。 今こうして考えても思い出せない。何を考えて走ったのか。 何をひとりごとで言っていたのか。

いいのよ。 思い出したくなったら、 もう一度ひとりで走ればすぐに思い出すから。 馬鹿だから帰ったら忘れてる。それの繰り返し。

<花>

いつも書きますけど タンポポの黄色が素敵です。したたかに咲いている姿が、いいなあ。 みかんの花もリンゴの花も咲いています。 桐の花も咲いています。桐の花は、フジのように紫ですけど そのままそれを天に向かって咲かせているところがフジと違う。 現代は下駄も作らなくなっているし、タンスも今や西洋材でしょうから、 木も何か主張をしないと忘れられてしまうと思ったのかね。

ブナの林を抜ける時は、山の香りがした。 どこかの集落では、川の匂いがしたところがあったな。 子供の頃にしっかりと思い出になっている川の匂い。 どう説明したらいいのかね、泥の匂いに近いのかな。

<お茶>

本川根町などを通ると、町じゅうがお茶の香りで充満してる。 抹茶アイスの匂いです。 ちょうど、先日、茶筌と椀を買ったのです。 それほど高額じゃないけど、信楽焼きの本物です。 近ごろ、陶器を見てると落ち着くのです。 思わず買ってしまいます。 半年ほど前には、花瓶。その前には飯の茶碗。 その前にはぐい飲み。橋置き・、ジョッキ・・

<眠れない・・・夜>

眠れないと思ったことはないが、 9時頃だと子供たちが花火などで遊んでいるから 結構騒々しくて、気にかかる。 そういうことで目くじらを立てない。眠ければ眠ればいい。 眠くならなければラッキーにも起きてればいいじゃないか。

近ごろの子どもは眠る時に至福の歓びを感じると言う。 眠りに入る前に私は考えつづける。 どうして眠るのが幸せなのか。 死んでゆくのと同じじゃないか。 早く目を覚まして明日を楽しみたいと思わないのかね。 毎日が楽しくないのかね。

私は眠りたい。眠って早く明日を迎えたい。

空は真っ暗。雲が掛かっているのかなと思って眺めたりしていたけど あれは雲ではなく、ひとつも雲の無い空だったんだ。 真っ暗の青空って、死人のようでした。

朝霧の立ち込めたキャンプ場を散策して、写真を撮った。 3時頃からニワトリが元気に鳴いているので目がさめてしまっていた。 ラッキーだと思おう。

気温は8.9度。 大井川の水は、上流のダムが全部吸い取ってしまって 大きく広い河原ばかりが目立つ。霧が動く。 この川幅に水が満たされたいたら…。 昔の人は簡単には渡れなかっただろな。 そんなことを考えながらコーヒーをドリップしてみた。

「山が笑う」 なんて上手な表現だろうか。

2001年5月 4日 (金曜日)

丸山千枚田経由で入之波温泉

5月4日(金曜日)祝日
天気:はれ

ルート:
紀和町の丸山千枚田経由で入之波温泉、高見峠走行距離:300キロ余程度(8時から夕方5時まで)

京都に出かける母娘を7時40分の特急に乗せた後、荷物をバイクに積んで即出発。R42経由で荷坂峠方向に行く。1日には雨に降られて退散してきただけに今日の晴れは格別に嬉しい。南に向かうバイクや南から帰ってくる荷物満載のバイクを見ると浮き浮きだった。

今日の目標は入之波(しおのは)温泉だ。上北山村方面から攻めよう…と決めて家を出た。荷坂峠では、水平線がやや霞んでいるけど、雰囲気はまずまずで、十津川温泉にも寄りたいなあ…なんて浮気心も出てる。あれこれ考えながら尾鷲まで来て、矢ノ川峠の手前から山に入ろう考えていたのにガソリンスタンドが無い。ああ、コスモのカードを持ってくればよかったな…というわけで、上北山村方面に曲がる交差点を通り過ぎてもまだ現れない日石or出光スタンドを求めて七里御浜海岸沿いを走ってゆくこととなった。

熊野市の七里御浜のこいのぼりが見える堤防で持ってきたアンドナッツを食べて小休止をした。紀和町に行ってみようかな…と思って、阿田波というところから風伝峠を目指す。蜜柑の花が咲いている。とてもいい香りが漂う。好きな匂いだなー。ぽつんぽつんと家が建っている以外は殆んどが蜜柑の畑である。しっとりとした集落で古い家が目立つ。そしてどの家もが胸ほどの高さまでに積んだ石垣で周りを囲っている。その石垣が苔蒸している。大水が出るわけでもなかろうし、山賊が襲って来るわけでもなかろうに、何故だろうか。そこで、風伝トンネルの手前で野菜や果実を売っている露天ふうのお店の可愛い子ちゃんに質問した。けど、わからんと言う。もう少し年配のじいさんなどが良かったかな。不明のまま風伝峠の旧道に曲がった。

この峠は風がいつも激しいため「風伝峠」と名がついたという立札が茶屋の前にあった。それほど風もきつくないのに「風列なため」ってあった。まだ信じられないな。この峠は雲海でも有名らしく「風伝の朝霧」と呼ぶらしい。高さは257メートルだが、結構な味わいがある峠だった。「風伝餅」も旨いらしいというのは、通り過ぎてから知ったので、また行く時の宿題とする。峠を越えて「通り峠」方面を目指す。風伝峠から丸山に入る道は、トンネルの上を横切って、想像以上の急斜面の山の景色を見下ろしながら尾根を伝っている。狭いのだが雰囲気が良く快感だ。寂しさもほどよい。道の真ん中に苔が生えている。これが新緑に萌えているから驚く。「丸山千枚田」の道しるべが出ていたので急転回して村落に寄ってみる。

丸山の千枚田は、聞いて想像していたよりも綺麗だった。ちょうど水が降りてきたばかりの様子で、高い所(上の方)では田植えが始まっている。もしも田んぼが100枚あってそこでお米が10俵獲れたしよう。1俵あたり1万5千円で売れたとしても15万円。企業の部長の年収が1千5百万円としたら100倍になる。ここに田んぼがどれだけあるのかまでは未調査だけど、この区域だけで売り上げる総生産高を大雑把に計算しても、はっきり言って小額にしかならない。国内は一部の優遇はあるにしても均一税制だし、介護保険、年金など現金が移動するシステムは同条件であることを考えると、この地に住んでいるメリットは、ここで生まれたから…くらいしか見当たらない。人が減るのも当然で、国政への猜疑が高まるばかりである。議員の定数是正と言う声もあるが、果たしてそのような論理をこの地に適用したら国家が基盤から崩れるような気がしてならない。プロ野球に巨人軍だけがあっても成り立たないのと同じ事であるが、危機が来ないと認識されないのが情けない。

強者、多数賛成者を尊重してきた結果が今の社会の歪みだろうと私は思う。民主主義は、少数派を入れて議論をすることに意義があるのであって、多数決という論理は単なる採決のひとつの手段だったはずだ。多数派が少数派を理解し相互に成長しなければいけない。何なら多数派だけがひとつの国家をつくってみた時の事を想像したら自明である。

さて、千枚田を後にして、山の中を北へと急ぐ。どうやら、このあたりで一揆があったらしい。大阪の陣のころだという。所々に山城のの跡などが残る。その頃にあの石垣が出来たのかもしれない。400年と言う風月を経ていたのならもっとじっくり見て来るべきだった。やっぱし、また来よう。月末頃は田植え祭りをしてるかもしれない。

峠の尾根を快走する時にふと感じたのは、なるほど風が強いかな…って事だった。千枚田の展望台から谷を見下ろした時もこうして峰を走っているときも、北にある峰の方角から風が吹いている。何と言うか…揺るぎない重さを風に感じる。風が通る谷なんだろうか。ナウシカの映画を思い出した。

入之波温泉を目指す。ちょっと内緒にしておこうかなと思いたくなるような温泉だった。単純炭酸泉で神経痛・肝臓病・動脈硬化症に効果があるらしい。飲用は胃腸病に良いらしい。

R169から大迫ダムを渡って山の中に入ってゆき、入之波という在所で湯元「山鳩湯」に入った。連休の真ん中で車も多いけど、湯舟の中はそれほど混雑していなかった。温泉宿には休憩施設もあり、山小屋風の建物で、ぼろい感じ。

玄関から急な階段を下りて行き、途中に休憩室がある脇を通ってまだ階段を下りるとお風呂がある。露天風呂もあってダム湖の景色が見えたような…気がする。

湯量は豊富なようで、沸きっぱなしのお湯が打たせ湯のように湯舟に落ちており、赤みを帯びたお湯がタオルを真っ赤に染めてしまった。湯舟の中に段差がありそうだが、全く見えないので恐る恐る足を突っ込んでいく。結構、ぬるくて私好みだった。

帰りは、東吉野村へ抜ける峠(足之郷越)を通って高見峠。

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